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東京都
【2010年度 早稲田大学 政治経済学部】国語 大問3 解説:「嵌め絵」と「モザイク」の対比から読む論理構造
今回の文章では、あらかじめ完成図が決められた「嵌め絵」と、断片どうしの関係によってそのつど形が生まれていく「モザイク」との対比から、歴史や認識のあり方へ議論が展開される。抽象度は高いが、本文を貫く対比構造を追えば、論理そのものは整理でき... -
東京都
【2010早大政経】国語大問2 和辻哲郎『茸狩』解答解説|社会から体験へ――価値を自分のものにする過程
和辻哲郎の『茸狩』は、一見すると幼少期の郷愁を誘う回想録のように読めるが、その背後には「物の価値はどのようにして成立するのか」という深い哲学的・価値論的な問いが潜んでいる。本問では、茸狩りという日常的な経験から、「価値とは何か」という抽... -
東京都
【2010早大政経】国語大問1 曹操『短歌行』と『豊明絵草子』解答解説|人生のはかなさと別離の論理
早稲田大学政治経済学部の古典では、複数のテキストを組み合わせた融合問題が出題されることがある。本大問で取り上げられた曹操の『短歌行』と『豊明絵草子』は、時代もジャンルも異なるが、その根底には、「人生の短さ・はかなさ」と、そこから生じる「... -
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【2006立教大学文学部】国語大問2『韓非子』解答解説|病の進行と反復構造から読み解く因果
『韓非子』に収められた名医・扁鵲(へんじゃく)と蔡桓侯(さいのかんこう)の説話では、早い段階で示された忠告を受け入れなかった結果、病が治療不能な段階にまで進行していく過程が描かれている。 こうした説話の思想的な枠組みは、文章の背景を深く理... -
東京都
【2006立教大学文学部】国語大問1 栗山嘉樹『雹害』解答解説|自然と人為の関係を読み解く客観的プロセス
栗山嘉樹『雹害』では、丹精して育てた農作物が突然の天災によって大きく損なわれる現実と、それに向き合う農民の姿が描かれている。さらに本作では、自然現象である雹害だけでなく、「雌鶏の抱卵」という生命の営みに対する人間の介入も描かれており、自... -
東京都
【2026年度】上智大学(TEAP利用型) 国語大問1解答解説 千葉雅也『意味がない無意味』|抽象概念の二層処理
現代文において、難解な思想的テーマに出会ったとき、「自分には教養がないから解けない」と諦めるのは誤りである。上智大学で出題された千葉雅也『意味がない無意味』は、メイヤスーやハーマンといった現代思想(思弁的実在論)を扱う、抽象度の高い文章... -
京都府
2005年度同志社大・法学部 国語大問2 解答解説|『枕草子』宮廷のいたずらと主語特定の解剖
古文、とりわけ宮廷文学では、貴族社会における「戯れ」や、それに伴う人間関係の機微が読解の鍵になることがある。和歌を用いた婉曲な皮肉や、身分秩序を前提としたやり取りなど、当時の貴族たちの行動原理(背景知識)を知ることは、読解の大きな助けと... -
京都府
2005年度 同志社大・法学部 国語大問1 解答解説|鈴木博之『都市のかなしみ』の論理と対比の解剖
難関大学の評論文では、「真正性(オーセンティシティ)」や「文化遺産の保存と修復」のように、私たちが当然だと思っている価値観そのものを問い直す文章が出題されることがある。歴史的建造物を「昔のままに復元する」という行為は、一見すると歴史を尊... -
東京都
【2007年度中央大文学部】国語大問3(蘇洵『送石昌言為北使引』)解答解説|時系列と因果の追跡
蘇洵の『送石昌言為北使引』を取り上げる。古代中国における文人たちの交流と、学問に対する姿勢の変遷は、漢文において頻出する知的なテーマである。幼少期の無邪気な交友が、成長や挫折を経てどのように形を変え、再会時にどのような精神的結合をもたら... -
東京都
【2007年度中央大文学部】国語大問2(『大鏡』)解答解説|主語の追跡と和歌の論理構造
解答一覧 設問正答問一うぐひすの宿問二(2)A / (3)D / (6)B問三d問四何か理由があるのだろう問五B問六アB・イA・ウB・エB・オA・カB 平安時代後期に成立したとされる歴史物語『大鏡』から、語り手の一人である夏山繁樹の体験談を取り上げる。作者不詳の本...
