所長– Author –
千葉県・習志野市を拠点とする「習志野受験研究所」所長。10年以上の指導現場から得た知見をもとに、全国の入試問題を分析・発信しています。
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山梨県
【2025年度山梨県公立入試・国語】大問3解答解説|村田沙耶香『となりの脳世界』条件処理と心情変化
導入:体験を通じた認識の深化と客観的処理 随筆やエッセイでは、具体的な体験をたどりながら、その経験によって筆者の認識がどのように変化したのかを読むことが重要になる場合がある。本問(村田沙耶香『となりの脳世界』)も、小鼓の一日体験において、... -
福井県
【2025年度福井県公立入試・国語】大問3解答解説|砥上裕將『一線の湖』価値の反転と心情把握
導入:価値の反転と客観的処理 文学的文章では、同じ出来事であっても、その出来事が人物にとって持つ意味や価値が変化することで、心情が大きく動くことがある。本問(砥上裕將『一線の湖』)では、子どもが誤って水墨画につけた指紋が、当初は「作品を汚... -
福井県
【2025年度福井県公立・国語】大問1解答解説|中屋敷均『わからない世界と向き合うために』の抽象化構造
導入:共生のパラダイムと客観的処理 生物学的な具体例から出発し、生命や人間社会へと考察範囲を広げる論説文では、具体と抽象の関係を追うことが重要になる。本問(中屋敷均『わからない世界と向き合うために』)も、アリマキと細菌ブフネラの共生関係と... -
石川県
【2025年度石川県公立・国語】大問4解答解説|行動の構造化と助動詞「む」の論理解剖
Introduction:仏教的説話の枠組みと客観的処理 本問では、仏道を志す僧正が、自分たちの一日の食事よりも、困っている他人の苦しみを和らげることを優先する姿が描かれている。僧正自身も、そのような行為には大きな「利益」があると説明しており、こうし... -
石川県
【2025年度石川県公立・国語】大問3解答解説|言葉の幅と累加マーカーによる記述処理
Introduction:言語と体験の枠組みと客観的処理 本問では、言語と感覚(体験)の結びつきがテーマとなっている。「赤」という言葉の適用範囲の広さ(幅)や、味覚という個人的な体験をどのように言葉にして他者と共有するかという問題が論じられている。こ... -
東京都
【2011年度上智大外国語学部・漢文】大問3解答解説|『孟子』の思想的背景と疑問・反語処理を解剖
Introduction:『孟子』における思想的背景と客観的処理 『孟子』を読むうえでは、儒家思想において「仁」や人民への配慮が重要な価値として扱われることを知っていると、文章理解の補助になる。本問でも、大王は「人々を養うための土地によって人々を害す... -
東京都
【2011年度上智大外国語学部・古文】大問2解答解説|『袋草紙』の共通構造抽出と確定条件を解剖
Introduction:一文の文法処理と、文章全体の構造処理 古文では、単語や文法を知っているだけでなく、その知識をどの段階で、何の判定に使うかが重要になる。本問では、その性質が特に明確に表れている。 傍線部2では、「已然形+ば」という一文レベルの文... -
東京都
【2011年度上智大外国語学部・現代文】大問1解答解説|具体と抽象の包摂関係と個人言語の逆算処理を解剖
Introduction:現代文における「感覚」の排除 上智大学の現代文では、文章の大意をつかめるだけでは正答に届かない。特に本問のように、日常語である「実物」「影」が本文内で概念的に整理され、さらに「オブジェ」「イマージュ」という語に本文固有の意味... -
富山県
【2025年度】富山県公立高校入試 国語(大問3)解答解説|『ステイ!』の心情と行動の変化を解剖
今回の文章では、訓練士のアドバイスをきっかけに、飼い犬に対する主人公の接し方や認識が変化していく様子が描かれている。犬とのコミュニケーションにおいて、自分自身の怯えや接し方が相手の反応とどのように関わるのかが示されている。 しかし、テーマ... -
富山県
【2025年度】富山県公立高校 国語 大問2 解答解説|岩立康男『直観脳』の論理を解剖
今回の文章では、人と会話することが脳や人間関係にどのような働きをもたらすのかが論じられている。自分とは異なる他者との会話が新たな着想を生み出し、その効果がAIとの対話においても、一定の条件のもとで成立する可能性があるという構成である。 しか...
